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2020年度 [ 最寄り通信 ] TSUNAGU−繋ぐ No.3

2020年5月27日(水)総リーダー 

 緊急事態宣言が発令されてから、やがて2か月近く。5月25日ようやく解除されました。

県内の学校も、今月末から少しずつ登校が始まるようです。実はこの様な状況になってから子どもグループのリーダーFさんが「今、顔を合わせられない子どもを持つお母さんと子どもの様子を聞き合い皆と繋がりたい」という思いで、WEB上で

「相模友の会 つながるけいじばん」を立ち上げました。この「けいじばん」は、だれでも見ることが出来ます。書き込みは、会員登録した後、オーナーのFさんが登録者のニックネームを許可することで可能になります。現在は、子どもグループのメンバー、乳幼児、小学生を持つ母が書き込みをしています。その中の1つ、ちょっとほっこりする記事を見つけました。ご紹介します。書き込みをすると、それに対して、更に書き込みがされていきます。

~来年の5月は~

★5月も休校。子どもたちのステイホームが続きます。皆さん、心身ともに疲れは出ていませんか?といいつつ今日は、私の気分が落ち込みつつありました。

就寝前「お母さん、枕の上で楽しかったことをたくさん思い出して。そうすれば、いい夢いっぱい見られるよ、

例えば、江ノ島にみんなで遊びに行ったこととか!楽しくなってきたでしょ!」と次男。

子どもなりに今の現状を受け止めているんですね。

そして、楽しかったことを思い出すと気持ちが明るくなりました。

来年の5月は、青空の下、笑顔満開で子どもたちが思う存分遊べますように。

★はじめからいい母、強い母はおりません。親として育てられるのです、と羽仁さんの本のどこかにありました。

私もその言葉に慰められました。育ててくれるのはもしかすると私たちの腕の中にいると思っている我が子たちかも・・・。

親もこどもも、ともに成長していけますように。



相模友の会 つながるけいじばん
相模友の会 つながるけいじばん

<相模友の会 つながるけいじばん>
ちょっとしたつぶやきだったり、今思い悩んでいる事だったり、内容はいろいろです。この2か月で閲覧は2,500アクセスを越えました。しかし、書き込みしているのは未だ17人ほど。「もっとたくさんの人とつながりたい!!」子どもGリーダーFさんの思いです。

 

こちらをアクセスすると、掲示板につながります。一度覗いてみませんか?


さて、「TSUNAGU―繋ぐNo.2」で海老名最寄りのYさんが、このコロナ禍に直面し改めて家計の大切さを訴えていました。他の最寄からも「家にいる時間が増えて、家計簿が滞らずつけられている」という嬉しい報告が上がってきています。

今回、中央林間最寄のNさんが、家計「4か月をまとめ」と近況の報告を送ってきました。


中央林間最寄 Nさん

我が家の家計4か月の纏めをしてみました。

眼鏡、掛け捨て保険の費用が入っているため予算超過の費目もありますが、ここまでだいたい予算内に収まっています。内容を検討するとやはり例年とは異なる点がありました。


外食が減少。家族に在宅テレワーク者がいるため昼食が充実(?)。これまで昼食は、お弁当だったり、気分転換と称して安直な外食だったり。それが此のところしっかり自宅で3度の食事。ちょっと贅沢したり、高価なものもたまにはいいかなと言い訳してみたり、、、

交際、教養、娯楽、自動車費はやはり外出自粛が影響。法事、旅行などが軒並み取りやめ。健康のためと称して専ら散歩のみ。花の季節なので近所の森や遊歩道を歩き回ってデパート廻りや無駄なショッピングとは縁がなくなり健康的で寂しい生活になりましたが、てきめん出費は減少。ただ図書館が閉館のため新刊書購入が増えています。

③ キャッシュレス決済が進みました。これまで支払いの中では5~6割のカード利用でしたがこの4か月では純生活費1,122,370円中現金払いは340,948円。約30%。これに税金や社会保険の費用を加えると、手元を通らないお金の支払いの割合はもっと増えているはず。大型スーパーの利用が多く5%還元の表示を見ると即、カード提示。べつにおつりの現金にコロナ菌がついているのを恐れているわけではありませんが、レジの滞在時間短縮にも協力


左の写真は初めて完成間近なキルトです。(195㌢×210㌢)

数年前に生産衣グループからもらったスモックの布の裁ち落としをしばらく手元で眺めて楽しんでいましたが昨年末から簡単なキルト作りに挑戦。この長いお休みに入って一挙に加速しました。あと、綿を入れてキルティングを施せば出来上がり、と思いますが綿を売っているお店は休業中だし私は全くの初心者。コロナの収束が先か私のキルト完成が先か予断を許さない状況です。
家計簿は、今だからこそこの位で生活出来る、ということが見えてくるのかもしれません。4,5月は大きく税金もかかってくる月。純生活費とともに、税金・社会保険費の把握の大切さを思わされます。

更に、Nさんは、マイプラスチックライフとして、ヘチマの苗を2本植たそうです。「秋には、ヘチマで たわしを!」と楽しみにしています。



4月に、生活勉強リーダーからプラスチックフリーライフの課題が上げられました。皆さん、少しずつ、今できることから取り組んでおられる事でしょう。先日の「最寄リーダー通信No3」では、ステップアップの課題が出されましたね。私たち委員会メンバーにも、一足先に生活勉強リーダーから、問いかけがありました。

☆T.さん

本屋さんに行くと少し厚手のポリ袋に入れてくれます。その後の使い道がない袋なので、どうしたものかと思っていました。「袋いりますか」と聞いてくれる店員さんには、はっきり「いりません」と言えるのですが、素早く入れてしまう店員さんには断る勇気がありませんでした。これからは少し勇気を出して言ってみたいと思います。「レシートを挟んでくれればいいですよ」と。

☆H.さん

粗品・試供品を断る。

以前はいつか使えるかなと思ったり断りにくくて頂いていましたが、今は断ったり不必要な品はお返しして持ち帰らなくなりました。エコの考えが広がり、以前に比べ受け入れてくれますが、言うタイミングや勇気が必要です。


レジ袋を必要な時のために、少しだけもらっている人もいますが、全員がエコバッグ・大きな籠・リュックなどを持っていき、「いりません」と断っています。

皆さんは、いかがですか?

 「最寄リーダー通信No.3」でお知らせしましたように、緊急事態宣言は解除されましたが、種々の理由より友の会活動を一学期中休会としました。これからも、感染の恐れが続く中どの様に友の会を持つか、友の家の使い方など考えて行かなければなりません。そして、最寄がつながって行くためにはどうしたらよいか、ここも工夫のしどころだと思います。

 パソコンやスマホなど使えるところでは、お家にいながら、リモートで会を持てるようになってきました。友の会も大きいところでは、「東京キリスト教学園理事長 広瀬薫牧師」の羽仁もと子著作集信仰編の読書会がリモート読書会で行われています。私たち委員会も、5月からリモート委員会を持てるようになりました。今は、定例委員会を持てるように、準備を進めているところです。しかし皆がこれらを使いこなせるとは限りません。いろんな繋がり方があっていいと思います。「大沼最寄」と「こぶち最寄」がどの様に繋がっているか、最寄勉強とともに、ご紹介します。

大沼最寄リーダー Y,さん (つぶやきノート・電話・FAX・メール)

 

集まれない今、最寄の皆さんに1週間に一度位は電話、FAX、メールにて様子を聞いている。

また、ラインをしている4人の内の一人の方が他で仕事に就いている方の様子を時々知らせてくれるのでうれしい。

そしてもう一つ、最寄の皆さんと繋がる上で「大沼もよりのつぶやきノート」が大きな働きをしてくれている。

これは交換日記のようなもので、全員参加で本音も飛び交い最寄会だけでは知り得なかった一面も伺え楽しい。

会えなくても各人の現状が伝わり、思いを共有することができるのではと思っている。

会う機会が少ないメンバーとも、ノートは更に親しさを運んでくれている。 

 

今年最寄の生活勉強は何がやりたいか相談したとき相模全体の生活勉強係から届いている「プラスチックフリー・ライフ」を各人でしっかりやってみようということになった。

また、それぞれに、この時だからこそやれることをしている様子。

「1週間のプラごみの重さを量っている」「自宅の整理と夫の実家の整理をしていて発見があった」「マスク作り」「庭で野菜作りをして買うのを減らす」「日頃開けない収納場所の整理」「防災用品の点検」等々。

 

最寄リーダーの私からは、今まで経験したことのない社会状況で生活していて「困った、限界を感じた、家族と自分の弱いところ、強いところ、工夫した点、嬉しかったこと、家計簿中身がいつもと違う点等々何でもよいので気づいたことを書き留めてみませんか。今後また起きうる非常事態時に備えて自分や社会をよく見、考える時にしたい」と提案した。最寄会ができるようになったらぜひ皆に聞いてみたいと思っている。大沼最寄の皆は一人じゃないよ、繋がっていると思っていられるようにしたい。こんな時だからこそ!

こぶち最寄リーダー S.Nさん( LINEビデオ通話 )

LINEで最寄会をしました(30分)。仕事の都合などで開催時間は夜となりました。全員参加です。

わがやの家計3か月のまとめ見合い、自粛生活について話し合いました。

3か月の見合いは、自粛生活のため副食物費が増えていること。教育費の増加。新学期の学費納入(まとめて)など膨らむ要因のわかる結果でした。また自粛により塾の授業料が下がったり、予算と違った生活になっていることがわかりました。

自粛中だが出勤していて、むしろ家族が自宅にいる状態で昼食を準備して出かける、など話し合いました。

通常の最寄会よりも時間が短くコンパクトにまとめることに重点をおきました。まだまだ課題はありますが、対面して行わないためこういう自粛生活のときなどは経験としてとても良いと思いました。

 

最後に・・・・

このお休み中、橋本最寄のY,Iさんが心和むお話をお聞かせ下さいました。

橋本最寄 Yさん

外出自粛中の中、出先のことです。初めてお会いした方でした。

スモックエプロンをつけていらして、後ろのボタンが白、ボタンホールが三角形。

「あっ!友の会のエプロンではないですか?」と思わず声をかけてしまいました。

「母が浜松友の会の会員です。90歳になりますが、元気で家計簿もつけています。でも、休会が続き、寂しいね、と申しております」と、話して下さいました。

90歳ですごいな、と力を頂きました。また、お会いするかどうかわかりませんが ほっこりした日になりました。小さなことでも、心が動いたら、行動すると思わぬ収穫がある事を学んだ時でした。


6月は今年度初の会報発行予定です! 引き続き、最寄リーダー通信「TSUNAGU―繋ぐ」も発信いたします。