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2020年12月例会

T.Iさんの実例原稿よりー

 ブティック、別名リサイクルショップです。リサイクルショップができるくらい我が家には中古の外出着が多いのです。どうしてそんなに多いのかというと、母と友人が譲ってくれるからです。

 いいものをもらうのでありがたくいくつかは着ていますが、長年とっておいたものがクローゼットに溜っていき今ではありがたさに押しつぶされそう・・・

自分の衣生活がスムースにいかなくなってきました。

 今回「よい衣生活に向けて」のグループに入り長年の難題に向き合うことにしました。

改めてクローゼットを見ると着ていないものは4/5くらいはあるような気がします。逆に言うと私の普段の生活は今ある収納の1/5くらいでできるということです。              

 

 私が衣服に求めていることは着用すればある程度は格好がつくこと、長く着られること、全体が把握できる程度の数を持つこと、つまり色や形が私に似合い、上質でオーソドックスなものを数を抑えて持つ、こういう風にしたいと思いました。

 

 

今回はまず皆で持ち数調べをしました。私は全部で110枚でした。

 

そして一番数の多いトップスとコート・ジャケットの整理をしてみました。

トップスを全部並べてみて1年以内に着たもの、着ていないけれど必ず着る機会があるので取っておいた方がいいものを数えました。

この写真に写っている65枚のうち49枚がとっておきたいものでした。

 次のコート、ジャケットももらったものが多いです。全部で22枚持っていてそのうち9枚が1年以内に着たものでした。礼装用ジャケットなどは着ていなくてもその時のために取っておき20枚を残すことにしました。

 

 

私は洋服が好きですが着て楽しむ、ではなく作って楽しむのが好きです。作るのが好きな洋服好きとしてリフォームをしてみました。

右は数年前にもらったテントラインのコートです。わきの位置から裾にかけて広がった華やかなデザインなので年齢に合わせ両脇、後ろ中央で縫い縮めスタンダードなコートの形にし金色のボタンを紺色のものに変えました。

左は元は生成りで襟の折り目の汚れがだけが取れないけれどまだ十分着られる綿のジャケットを濃紺に染めてみました。

この色にするまで3回染めました。

 

両方とも愛用しています。


今着ているこのジャケットが染めたものです。実は写真を撮った段階では3回染めていたのですがさらに3回染めて納得のいく色になりました。かかった費用は2970円でした。

 

婦人之友10月号「買った服が全部一軍!気持ちのいいクローゼット」の林智子さんによれは使いやすいクローゼットとは

「本当に今必要?今後着る?」という視点で見直し取捨選択し「ライフスタイルの変化に合わせ中身を更新できているもの」だそうです。

今回衣服の持ち数調べをして自分がどのくらい持っていてどのくらい着ているかを知り、もっと少なくても変わらない生活ができる、とはっきりわかりました。

この調子でパンツ、スカートなどの整理を続けたいと思います