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”買い物調べ”が始まりました!

こぶち最寄 K.Kさんの目安量を摂るための工夫は⁈

以前、なかなか目安の量が取れず悩んでいた私は、「献立を考えるより先に目安の量を買ってしまう」ことにしました。すぐに我が家の目安の量をカードに書いて持参し、買い物をするようにしましたが、全くうまくいきませんでした。理由を考えてみたところ、メイン料理は考えられても副菜が思いつかないこと、献立を考える際に家族の予定を考慮していなかったことに気が付きました。そこで考えたのが左の表です

1週間の目安の量を記しました。

 

この用紙の使い方は、買い物に行く前に「日にち・予定」の欄に自分と家族の予定、「買い物」の欄に切らしている調味料やチャレンジしたい料理の材料を記入、左の「目安の量」を見ながら買い物、帰宅したら食材を見ながら「買い物・献立リスト」を書き込みながら調理。最後にメイン、副食①、副食②を組み合わせて夕食の献立を立て記入、という流れです。始めは夕食だけ考えていましたが、今は朝食、昼食の欄も追加しました。

朝食はトーストばかりだったのですが、家族のもっとご飯が食べたい、というリクエストを受け、簡単な献立を立てることにしたところ、週の半分はごはん朝食になりました。また昼食は、このコロナ禍で常に学校の予定が変動し、用意する弁当の数が変わるので、「弁マーク」を追加し、作る弁当の数を把握できるようにしました。副食①は基本的には切っただけ、茹でただけの野菜中心です。副食②は味の偏りがないよう、お弁当のことも考えて作ります。

この表があることで、仕事が休みで家族が揃う日は揚げ物や鍋物にしようとか、子供が塾の日は自分で食べてから出かけられるようにカレーなどの煮込み料理に、週の後半のメニューは下ごしらえして冷凍しておくなど見通しが立てやすくなりました。

その中でも、この表を使っていて一番よかったなあと思うのは、冷蔵庫の横に貼っているこの表を子どもたちが見て、私が残業で遅くなった時に食事の準備を始めてくれることです。驚くことに、子どもたちはネットで調理法を調べて、作ったことのない料理でもそれなりに作ってしまします。味や見た目がイマイチの時があっても、仕事で疲れて帰ったときに夕食が出来ているというのは本当に嬉しいし、多少リビングが雑然としていたり、スマホやゲームをしていて勉強が手についていなくても、怒る気力が失せ、親子の関係もギスギスしないですみます。

今年の私のテーマは「アップデート」です。表を見なくても目安の量が頭に入っているようになりたいし、苦手な魚料理のレパートリーも増やしたい、とやりたいことはいくらでも思いつきます。ですが、家族が望むのは完璧な栄養バランスの料理を作ってくれるママではなく、ご機嫌なママなのです。完璧を目指すのではなく、「少しずつでもアップデートしていけたら良し」として生活できたら、と思っています。