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有職主婦の子育てと、それをフォローする親世帯の暮らし」

「有職主婦の子育てと、それをフォローする親世帯の暮らし」という内容で私の暮らしのありのままでお話させていただきます。

 

 私は40代前半で夫と小学生の子ども2人の4人暮らしです。

平日は、5時に起床し、ご飯を炊いて鍋帽子にセットするところから朝が始まります。身支度を済ませて5時半から6時までが朝食準備です。

 6時に家族を起こして、わが家の朝食が始まります。

今年の食費予算立てをした際、不足している栄養のたんぱく質、乳製品を見直せたので、朝食に組み込めるようになりました。

 夫が、食後の食器洗い・床のモップ掛けを担当。私が子どもの身支度や、小学校へ提出する観察票の記入などを分担しています。

夫は、子どもが登校する7:25頃になったら出社しています。

 

 6:50頃に私は出社の為に自宅を出ます。京王線の橋本駅から新宿経由で東京駅までの通勤です。仕事内容は、輸入する会社に代わって、港や空港についた商品を日本に引き取れるように税関・農水省、厚生省等へ申告のための必要書類作成、倉庫で保管・検品を経て店舗やセンターに納品する一連の仕事をしている会社の営業事務を担当しています。

 

 

 夕方は、小学2年生の息子の学童保育のお迎えを私の父に頼んでいます。父にはその帰り道にわが家に寄って留守番をしている小学5年の娘を連れて両親の家に連れて行ってもらいます。

 

大体6時少し前から夕食が始まるようです。

母も忙しくて留守にすることが多いので、父が夕食を準備して食べさせてくれている日もあります。

 子どもたちにとって、祖父母宅での会話は、物珍しく刺激的で帰宅後の会話の端々で、「じいじに聞いた。ばあばが言ってよ。」と教えてくれます。

 子どもたちは、19 時に自宅に帰ってきて、私が19:15分頃自宅に着きます。帰宅後は夫と私の夕食準備をして急いで食べながら、子どもの音読を聞いています。

2の息子は、宿題の日記がなかなか書けません。

毎日のように「嫌だ、書くことない!」と騒ぐ息子をなだめながら見守ります。

 会社の繁忙期などには、私に精神的ゆとりがないので毎日毎日同じことを繰り返していると憂鬱な気分になるのは正直なところです。

 皆さんは、声かけをどうされているのでしょうか?

 

 


 20時15分ごろから頃から入浴をして9時半に就寝しています。洗濯物を畳んだり、翌日の子どもの準備を手伝ったり、食器を洗ったりで1秒も無駄に出来ない時間帯です。

保育園時代から子どもたちには寝る前には本を読んでいます。保育園や小学校で借りてきたりや自宅にある本を読み進めています。

帰宅後は体力が残っていないので、家計簿は基本的に会社の昼休み時間に記帳しています。

 

 わが家は共働きですが、世間でいうパワーカップルのように世帯収入が多くてゆとりがあるわけではありません。

純生活費の内に20%は住宅ローンが占めています。

ゆとりがない中で、わたし自身の経験を振り返って幼児期から低学年については基礎的な学力を意識して付けさせなくてはと思い、そこには教育費をかけています。学力の基礎的な部分を固めたあとは、本人の資質によると思うのでじっくり見極めながらとは思っています。将来社会に出て、どんな形であれ、社会のために力を出して働くことが出来る大人に育てることが子育てだと思っています。

 

 仕事をしていて強く感じるのは、外国語ができるから必ずしも仕事ができるわけではないですが、前提条件として外国語ができることは当たり前になってきていることです。と、言っている私も外国語はあまり得意ではないので、スキマ時間を使って勉強を続けています。アジア圏でも中国人や韓国人の意識に触れると日本人との大きな差を感じます。それだけ真剣に取り組まなくていけない現実があることを折に触れて小5の娘には伝えています。

 

 わが家の子どもたちが育っていくとき、私の両親が近くにいてサポートしてくれている現在は、安心出来る家庭環境であることは、間違いないと思います。

 

私は小山友の会の人たちとの交わりの中で育ってきました。忙しすぎる母に幼稚園の遠足のお弁当を作ってもらえず、他のお母さんに急遽作ってもらったり、全国友の会の集まりで母が泊りがけで出かける時は、他のお家で夕食を食べさせてもらい、父に迎えに来てもらったことなど第二のお母さんが何人も居る状態でした。

 

 現在、私が忙しくしていて、友の会活動に子どもを参加させる事がなかなか出来ていないのでそこが悩みどころです。子どもは家族以外の人との交わりの中で学ぶことが多いと思います。

現状は、祖父母、学童保育で他校の子たちやチューターと呼ばれるスタッフとの交わりが主になっています。

両親には負担をかけているとは思っておりますが、頼らないと生活が成り立たないのが現実です。毎月月末には子供たちの夕食費や父が引き受けてくれている送迎代など謝礼を渡してお願いしています。

 

 各家庭でそれぞれの事情を抱えながら生活されていると思います。

私も友の会で大切にしていることを勉強して家庭で実践しながらこれからもわが家なりの生活を見直していこうと思います。試行錯誤を繰り返しながらその時々に合わせて生活を楽しみながら暮らしていきたいです。

 本日はありがとうございました。

 

 

(7月例会のプログラムのテーマは「子どもたちの生活を考える」が大きな柱でした。

小学生2人の子どもたちが自宅や祖父母の家庭の中で過ごす様子、子育てと仕事に奮闘する親、それを支援する祖父母たちの状況が実例で取り上げられました。見出しのページと併せてここまでの文章は母(Rさん)の原稿を紹介しました。.)