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社会の子どもたちのために


                                                                                                                      大和最寄 N.K  

 

私はある自治体の社会福祉職として生活保護のケースワーカーをしています。

私が関わってきた子どもたちの様子の一部を話します。

 

 

「親がたばこを吸うので、服がたばこ臭く、洗濯もされずに同じ衣類を毎日着ている。

              ............それが原因の一つとなり、周りの子が寄りつかなくなり、友達がいない子」

「お風呂に入ることがまれで、清潔にするという習慣がない。

                             ............今後の就職の際にハンデになるだろうと思われる子」

「親がどうやら朝起きられないらしい。

                            ..............子ども も朝に起きられず、朝ご飯もどうしているのか、遅刻や欠席の多い子」

「病気のお母さんに代わり、小学生の妹の世話や家事をしている高校生」

                              .............その家庭の子どもにとっては、これが普通の生活です。

 

 

親自身に、障害や病気があったり、過去に複雑な出来事があったりして、

今は十分な養育ができず私たちが思う通常の暮らしが送れていない子どもたちがいます。

 

それでは、私たちに何が出来るか、を私なりに考えてみました。

 

   ありきたりですが、身近な、親族、友人、近所の人に何かしてみませんか。

   例えば、挨拶をしたり、しばらく会っていない友人に連絡を取ってみたりすることでもいいと思います。

    気にかけてくれたという気持ちが伝わります。

 

 また、例えば子ども食堂のように、食事と居場所の提供をしている場に出かけて、

自分の得意なことから関わってみるのも一つです。そこで、普段あまり会わない子どもたちにも出会えますよ。

 

そして、もう一つできることがあるのを知ってください。

これは虐待かも!と気になる子どもがいたら、躊躇せずに

189番(いちはやく)」に電話しましょう。

 

実は、児童福祉法第25条には、児童虐待を受けたと思われる児童を発見した場合、

すべての国民に通告する義務が定められています。

 

 この189番にかけられた電話は、各地域にある児童相談所につながり、

   直接専門家が話を聞いてくれます。匿名でも電話できます。

   様子を見に行ってくれる場合もあります。間違っていることがあるかもしれません。

 

   でも、勇気を持った行動が、その子の命や成長を守ることにつながります。

 

   「いちはやく」で覚えておいていただけるとうれしいです。