今年の3月、阪神淡路大震災で救援にあたった救命士の話をラジオで聞きました。
鉛筆一本、菜箸一本が命取りになるという言葉が心に残りました。
身の回りの物のかたづけ、きちんとしまうことや家の中をシンプルにしておくことが大切であるとの話でした。
防災とは普段の生活そのものであることに気づきました。
城山・つる園最寄の生活勉強は、「防災の工夫」です。
日頃の住まいや、今回学びあったことについてお話しします。
はじめに、緊急時持ち出し用の物です。
左は常にバッグに入れてある、0次のポーチ。
透明な物に入れてあります。
右は持ち出し用のリュックです。
すぐに持ち出せるように、押し入れに入れてあったものを、廊下に移しました。
避難時に持ち出せるように、ベットのそばに置いてあるものです。
非難する時に履ける物として、
スリッパではなく、
かかとのしっかり入るものを用意してあります。
リュックの中です。
赤い字の物は時々点検すると良いものです。
これは今回見直したものです。
左は入れ替えたもの。
右は追加したものです。
次は、家の中に備蓄している物。
ローリングストックの棚です。
こちらも賞味期限、消費期限のチェックが大事です。
ガスボンベにも消費期限があります。
7~8年と小さい字で書かれてあります。
右下はペットボトルの水を箱から出して保管している例です。
次は住まいかた。
食器戸棚です。
簡単には開かなくする例です。
上は既に取り付けられていたストッパー。
下は、後から金具を取り付けた例です。
食器は軽いものは上に置き、
下の食器の下には、滑り止めシートを敷いてあります。
右は食器のケースの中に食器を入れて、
ケースの下に滑り止めシート
下は、引き出しの食器のケースの下に、滑り止めシートを敷いてあります。
食器戸棚の下に、耐震マットを入れました。
前に倒れることを防いでいます。
突っ張り棒の利用です。
戸棚とタンスの上です。
右はタンスの上の天井まで物を積み上げて滑り落ちを防いでいます。
この本棚は天井と突っ張りぼうで固定されていますが、
強く動かすと揺れるので、本の下に滑り止めシートを敷きました。
写真を撮るために本を抜いて空けてありますが、普段は空きが無いように本をびっちりと入れておくことも大事だと思います。
この本の下に滑り止めシートを引くことも、最初にお話しした、救命救急士の方の話しにありました。
右のタンスですが、タンスの上に積み上げていた箱を、中身を整理して、タンスの中にしまいました。そして鍋帽子を上に置きました。
いざというときは、防災頭巾にも活用できるのではと思っています。
ただ、転倒を防ぐための壁との固定はこれからです。