40才代から90才代の9人の6月のある1週間の1日平均、単位は分。
1日を、意識して、あるいは無意識に過ごしても皆等しく与えられた1440分をどう使ったか、時間は命であることがはっきりわかる記録でした。
2回目の参加から10回以上を数える参加まで。
左から睡眠、食事や身の回りのことに使った時間、家事時間、子どもや家族と共に過ごした時間、職業、社会的活動、交際の時間
文化的娯楽に使った時間は14項目に分けて記録しました。
まず年齢の推移、生活状況の違いがはっきりと。
その他個人的な事情も時間を通した感想でした
40才代HYさんの記録(種別3)
前回2019年と比較すると、大きな変化のあったのは、睡眠時間と、衣の時間、子どもの時間、職業の時間でした。睡眠時間は前回よりもちょうど100分増えて、ほぼ8時間。衣の時間は前回37分でしたが、最近は在宅勤務の夫が洗濯もかたづけも全部やってくれるようになったので、今回たったの3分。子どもの時間は、前回251分ということで約4時間ちょっとでしたが、今回は113分。半分の約2時間になりました。職業は前回より2時間半プラスで351分の約6時間です。
こうして5年前と数字を比較してみると、子どもの成長と共に子どもにかかる時間も減り、逆に子供や夫が家事の時間を持ってくれるようになった為、私の家事時間が減っていることが数字に表れ、家族としての成長を感じました。
これからも家族と自分の時間の使い方を意識しながら、少しずつ生活を良くしていきたいと思います。
わが家の家族構成は夫と私60代、長男社会人1年生、長女は大学院生で遊学中です。
入会して6回目の時間しらべになります。気がついたら種別も4になっていました。
子どもの項目の時間は「0」です。家族の項目の中で、社会人になった息子とは食事の時間に一言二言言葉を交わすだけになりました。介護の様子は5年前と変わりました、5年前は週に2回ほど泊りで千葉に通っていましたが、施設に4年前に入ったので、千葉に行くのは週に1回になりました。時間しらべの「嬉しかったときは?」の質問の答えのひとつが、父に無事に会えたことです。
一番の生活の変化は、夫が定年で、家にいるようになり、100%自由に時間を使えない事が多くなったことです。今思えば、コロナ禍の夫の在宅勤務が予行練習になった気がします。
今回時間しらべをして思ったのは、家でも友の会関係に多く時間を使っていると思いこんでいたのですが、平均で186分、それ以外の時間が結構あるという事です。気持ちの切り替えが下手で、ずるずると引きずっていたのかもしれない、もったいない時間の使い方をしていたのだなという発見がありました。
私もこの6月で60才になりました、時間の使い方、お金の使い方、生活などいろいろなことを見直していきたいと思います。
種別8です。夫と2人共70代です。
今回の時間調べでは、体調が優れない中、家事の時間を夫に助けて貰いながら、予定通りしてみたいと思い何とか出来た事に感謝です。睡眠時間は人一倍多くとりました。
先回の5年前と比べてみて、衣食住の家事の時間では、6月のジメジメした時期、風呂場のカビ取り、洗面所の汚れ取り、トイレ掃除には、気を付けました。
又、台所に立つのが辛い事が多かったので、夫に野菜を切るなどの調理を任せて、味付けだけが、私の仕事です。毎朝のパン食の配膳は夫の仕事で、良く頑張ってくれています。
友の会の時間は、友の家にも行けない為、多くは取れないのが実情です。
*今回、嬉しかった事では、ただ時間を調べるだけでなく、独立した家族に住む息子からのラインメールから嬉しい出来事がありました。
それは、30年位前、スペインに旅行した時、貧乏学生で美味しそうなパエリアを見ただけで食べられなかった、そんな雑誌の記事を書いたそうです。
その記事は、日本に帰って、一念発起してパエリアパンを購入、彩りよく作ったのを、友人にご馳走した話が記事になっていました。そんな息子からの電話やメールは久しぶりでしたので、嬉しい出来事でした。
90才代、種別9のRIさんの話より
若いころから鍛えられて身についた基本時刻を守ること、自分のことはなるべく自分でという習慣。そのための健康を目標に運動を続けること。いくつになっても楽しく暮らせるようにお友達との交流を絶やさず、小さなことでも人の役に立つ事を実行する、、、、
明るい話は皆の共感を呼びました